こんにちは。
作業療法士のワルパンです。
今回は『片麻痺の影響で爪切りができなくて困っています。どうしたらよいですか??』という方のためにみんなのアイディアをシェアします。
尚、この記事はTwitterにて皆さんから#生活知恵袋 に投稿された内容を引用し、まとめたものです。
1.自助具などを使う
自助具など道具を工夫する方法です(‘◇’)ゞ!自助具には「市販の物」,「OTに作ってもらった物」,「自分で作った物」の3種類がありました。これらのアイテムは健側の爪を切るときに使えます。自助具に健側の爪を入れ、ある程度麻痺手が動く方は麻痺手でレバーを押したり、それが難しい方は健側の手の平などを使って押すことで爪切りができます。また、『電動爪切り』を使っていらっしゃる方もいました。
2.やり方を工夫する
爪切りは通常の物を使い、やり方を工夫する方法です(*’▽’)。麻痺手の力を利用して切る、床に爪切りを置いて切る、爪切りに爪を上からはめ込んで手の平で押すなどの方法がありました。床に爪切りを置いて行う場合は、滑り止めやベッドなど低めの座面に腰かけて行うのがポイントだそうです!
3.やすりで削る
爪が伸びる前にやすりで削って、そもそも伸びることを防ぐ方法です。感覚障害がある場合、麻痺側の爪を切る際に誤って皮まで切ってしまうということがあります。やすりを使えばそのような心配はありません。手動だけでなく、電動のものもあるようですので、ぜひお試しください!(^^)!!
もっ知恵蔵さんのオススメは『魔法のつめけずり』です!道具の使い方を動画で解説して下さっていますので、ぜひご視聴ください(*’ω’*)。
ご紹介頂いた皆様、ありがとうございました♪ 皆さんそれぞれ自身の身体に見合った方法で爪切りをされているようです(*’▽’)。ぜひ色々な方法を試して、ご自身に合った方法をみつけてくださいね!
生活知恵袋の情報はあくまで投稿主様個人の経験に基づくものであり、万人に当てはまるものではない事をご了承ください。
また、医療従事者の方は代償手段ありきでは無く、対象者の方の回復可能性、生活背景、価値観や心理状態などを鑑みたうえで情報提供を行うようにしましょう。
では、また次回の記事でお会いしましょう