こんにちは。
生活知恵袋運営委員会 作業療法士のワルパンです。
先日の台風19号により、私が住んでいる長野県は甚大な被害を受けました。
元来長野県は台風に強い県と言われ、ここまで大規模な被害は多くの県民にとってはじめての経験です。
私の住んでいる地域は無事だったのですが、同じ長野県民として少しでも被災された方々の力になりたいと思い、この記事を作成しました。
本来『ブログ 生活知恵袋』は片麻痺当事者の方が使える生活の豆知識をご紹介しているのですが、今回は番外編としてTwitterで募集した災害時に役立つ豆知識をご紹介していきます。
1.自宅が被災したときにやるべきこと
提供者:蒼さん、AKEさん
保険金を受け取る際に罹災証明が必要なことがある様です。また、保険の契約内容によって水害の際に火災保険が適用されるかは異なる様ですが、いずれにしても被災写真は重要です。
被災写真を撮る際のポイントはこちらのサイトを参考にしてみてください。
2.ボランティアに行く・受ける際にやるべきこと
提供者:蒼さん
蒼さんは、災害ボランティアセンターで勤務された経験を持ち、様々な情報提供をして下さいました。
水害の場合、初動速度が大事で、濡れているうちに泥をなるべく除去した方が良い様です。自宅の片付けに行く際にはこちらのサイトのPDFを参考にして頂き、安全に配慮して作業に取り掛かると良いと思われます。
また、ボランティアは各市町村の社会福祉協議会が中心となって募集しています。社会福祉協議会は市町村毎に存在しているので、管轄毎にボランティアの募集状況は異なりますので、こちらのサイトで確認しましょう。
また、ボランティアに行く前にボランティア保険に加入することをオススメします。ボランティアへの加入は社会福祉協議会の窓口で行えますが、被災地の社協は他の対応に追われているため、地元の社協でボランティア保険に加入しましょう。台風19号に関わるボランティアに関しては、WEBからも加入ができる様です。
3.避難所生活で使える便利な物
提供者:AKEさん、くりさん、カエルさん
西日本豪雨、東日本大震災など実際に被災された経験から避難所生活で使える便利なものをご紹介頂きました。
●給水タンク:給水車に水をもらいに行く際に必要。ペットボトル飲料は、飲み終わった後に水を組む容器としても使える。
●ベッドやスロープ:床上動作が難しい高齢者や車椅子で移動される方が使えるベッドやスロープが無い。この辺りは個人で準備するというよりは、避難所に簡易ベッドやスロープを常備しておく必要があるかもしれません。ちなみに不整地で車椅子を真っすぐ押しても進まないため、前輪を持ち上げてウイリーさせながら押すのがポイントです。床からの立ち上がりや全介助で人を立たせる方法は色々ありますが、下記の動画が参考になるかもです。
●毛布:寒さを凌ぐために毛布が必要。支給される毛布は数に限りがある。
●ロウソク:光にもなり、簡単な調理も可能。
●笑顔:辛い時こそ笑顔を作ることが大切。笑顔を作ることでトラブル防止に繋がる。
●長袖・長ズボン/長靴/ゴム手袋/厚めのマスク:自宅の片付けをする際は必須。
4.ふるさと納税で被災地支援
ふるさと納税で被災地支援ができます。詳細はこちらからどうぞ。
情報提供頂いた皆様、本当にありがとうございました。
引き続き情報を募集して参りますので、情報や経験談をお持ちの方はこちらの記事にコメント頂ければ幸いです。
被災地の皆様、共に頑張りましょう。